処理しすぎるとヒゲは濃くなる?
ヒゲは男性のシンボル。しかし、あまりに色が濃すぎると、剃っても剃っても黒いポツポツが目立ってしまい、気になる人には悩みの種となってしまいます。
ヒゲが濃くて悩んでいる人の大半は『昔はそんなに濃くなかったのに、だんだん濃くなってきた』という声をもらしています。
では、ヒゲが濃くなる原因とは何なのでしょう?
よく言われる話としては『抜きすぎたり剃りすぎたりするとどんどんヒゲが濃くなる』というものです。
これはヒゲにかかわらず、女性のムダ毛処理にもよく出てくる説で、そのためにこまめな処理を躊躇してしまう人もいます。
しかし、一般的に広まっているこの説は、実は医学的には証明されていないため、一部では俗説として扱われています。
その根拠としては、剃ったり抜いたりしたことによって、一時的に皮膚の断面が毛のないきれいな状態になるため、その後に生えてきた真っ黒な毛が感覚的に濃く見えてしまうためという説が有力となっています。
『じゃあ濃くなったと気がするのは全て錯覚?』と思いたいところですが、実際には別の理由で本当にヒゲが濃くなる場合があるのです。
ヒゲが濃くなる原因
1.男性ホルモンの影響
男性ホルモンは、男性の体を男性らしく成長させる作用がありますが、その中のひとつに『体毛の発育を促進する』という働きがあります。
男性ホルモンの分泌量には個人差があるため、同じ年齢・体型の男性でも、ヒゲが濃かったり薄かったりします。
女性にもヒゲはありますが、男性ほど濃くなったりしないのは、体内の男性ホルモン量が男性に比べて極端に少ないからです。
つまり、ヒゲが以前より濃くなったということは、男性ホルモンの分泌量が多くなったということを指しています。
では、男性ホルモンの分泌量が上昇するのはどんな時なのでしょう。
男性ホルモンは前述の通り、本来は男性の体作りのためのホルモンです。
そのため、最も成長が顕著な第二次性徴期は、他の時期に比べ、ヒゲを含む体毛が濃くなりやすい時期となっています。
そのほか、仕事が忙しすぎたり、ストレスを感じたりすると、負の要素と闘おうとするために男性ホルモンの分泌量が上昇する場合があります。
性徴期以外の時期にヒゲが濃くなって悩んでいる人は、自分がストレスをため込んでいないか、無理な生活を送っていないかを見直してみるとよいでしょう。
2.人体の保護機能
人間の体毛は、ただ飾りで生えてくるものではありません。
体毛には、外部からの異物が体内に侵入するのを防ぎ、体を守るという立派な役割があります。
最も顕著な例としては鼻毛が挙げられます。
鼻毛は呼吸の際、空気中の雑菌やウイルスが体内に入り込まないよう、入口で絡め取る役割を果たしています。
空気が悪いところで長期間過ごすと鼻毛が伸びやすくなるとよく言われますが、それは体毛の持つ保護機能が活発になったためと考えられます。
そのため、ヒゲが濃くなる理由のひとつとして、生活環境の悪化が挙げられます。
空気の悪いところで長時間過ごしたり、喫煙の習慣がある人などは、他の人よりヒゲが濃くなりやすい環境にいると言えるでしょう。
対策としては、禁煙や節煙、こまめな換気、または洗顔を心がけると改善する確率が高くなります。






